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競合価格リサーチの進め方:公開導線と見積ログをそろえる実務ガイド

5分で読める|2026/04/15|
プライシング競合分析価格戦略SaaS

この記事の要約

競合価格リサーチを、公開導線、見積依頼、商談記録、更新履歴の4つの収集先で進める実務ガイド。記録項目と運用手順を整理します。

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B!

競合価格リサーチは、公開ページの金額を並べるだけでは終わりません。B2B SaaS では、申込導線、課金単位、見積の前提、更新タイミングが分かれていることが多く、単発で集めた断片だけでは判断を誤りやすくなります。

本記事では、公開導線、見積依頼、商談記録、更新履歴の4つを使って、競合価格をぶれなく追いかける進め方を整理します。目的は「正確そうな数字をひとつ見つけること」ではなく、「同じ条件で見直せる記録を残すこと」です。


この記事で整理すること

  1. どの収集先から拾うか
  2. 何を同じ粒度で残すか
  3. 公開価格がない相手にどう当たるか
  4. 継続して更新する体制をどう組むか

基本情報

項目内容
トピック競合価格リサーチの進め方
カテゴリプライシング戦略
難易度中級
対象読者PMM、事業企画、プライシング担当、営業企画

先に決める整理軸

収集を始める前に、どの条件をそろえるかを決めます。ここが曖昧だと、同じ競合を見ていても社内で別の結論になります。

整理軸そろえる内容
対象顧客像SMB、部門導入、全社導入など
利用規模利用人数、利用拠点、取引件数など
課金単位人数、取引量、機能追加、初期導入費など
導入の前提標準申込で始められるか、個別見積が必要か
契約条件最低利用期間、年払い、更新単位、解約の扱い
追加作業初期設定、移行、保守窓口、個別設定の有無
記録日いつ見た内容か、どこで確認したか

この整理軸を先に共有しておくと、価格そのものが見えなくても、どこまでが標準導線で、どこからが個別調整なのかを読み解きやすくなります。

競合価格リサーチの収集先競合価格リサーチの収集先

収集先を4つに分ける

1. 公開ページ

最初に見るのは、競合の pricing page だけではありません。次の公開導線を順番にたどると、料金表に出ていない条件まで拾えます。

  • 料金ページ
  • 申込画面
  • ヘルプセンター
  • 導入ガイド
  • 解約や更新に触れた FAQ

公開ページで残す項目

項目見るポイント
プラン名何段階あるか
価格の出し方月額、年払い、個別見積
課金単位人数、拠点、データ量、取引量など
含まれる範囲標準で入る機能、追加で付く機能
申込導線即時申込か、相談経由か
変更の案内更新、解約、契約変更の説明があるか
履歴の追跡先いつ変わったかを追える公開導線があるか

公開ページは「今の値段」を断定する材料というより、標準導線を把握する材料として読むのが安全です。

2. 見積依頼

公開価格がない相手は、同じ条件で問い合せをして差を見ます。大事なのは、競合ごとに条件を変えないことです。

そろえる前提

  1. 想定する顧客像を固定する
  2. 利用規模と利用期間を固定する
  3. 必須機能と任意機能を分けて伝える
  4. 初期導入の有無を固定する
  5. 返答日と返答内容を残す

問い合せメモに残す項目

項目記録内容
依頼日送信日、返答日
前提条件利用人数、導入範囲、必要機能
金額の出し方月額、年額、初期費用、追加費用
条件最低利用期間、更新単位、支払条件
例外個別調整が入る条件
補足担当者コメント、宿題、未回答項目

なりすましや無理な聞き出し方に寄せる必要はありません。実際の導入検討と同じ前提で問い合せるだけでも、標準導線と個別調整の境目はかなり見えてきます。

3. 商談記録

失注理由や乗り換え相談のメモには、公開ページでは拾えない判断材料が残ります。ここで見たいのは、単純な安さではなく、何が購買判断に効いたかです。

商談記録で拾う観点

  • 相手が並べていた候補
  • どの条件で迷っていたか
  • 金額以外で止まった論点
  • 契約条件や運用負荷への反応
  • 導入後の使い方まで含めた懸念

営業、CS、事業企画で記録欄をそろえると、断片的なメモが価格リサーチの材料に変わります。

4. 更新履歴

競合価格リサーチは、一度埋めた表を放置するとすぐに使えなくなります。更新履歴を同じ場所に残しておくと、値付けの変化だけでなく、申込導線や説明の変化も追えます。

残す内容例
変更を見た日ページ確認日、問い合せ返答日
変化した箇所金額、課金単位、機能範囲、導線
影響を受ける層小規模導入、大口導入、特定業種
社内の見立てどの競合とぶつかりやすくなるか
次の確認タイミング再確認日、担当者

記録表の形を先に決める

表計算や Notion を使う場合でも、列が毎回ずれると読み返せません。最初から次の列を固定しておくと、価格の抜け漏れよりも「何が未確認か」が見えるようになります。

列名使い道
競合名対象の識別
想定顧客像どの商談帯を見ているか
標準導線すぐ申込か、相談経由か
課金単位人数、取引量、機能追加など
公開金額公開ページで確認できた範囲
見積金額問い合せで得た範囲
初期作業導入支援、移行、設定
契約条件最低利用期間、更新単位、支払条件
根拠確認したページ、メール、商談メモ
記録日確認した日付
未確認事項次回の問い合せや確認で埋める項目
社内メモ値付け、訴求、営業トークへの示唆

運用のコツ

  • 金額だけでなく、前提条件を同じセルの近くに置く
  • 断定できない項目は空欄ではなく「未確認」と書く
  • どのページで見たかを短く残す
  • 同じ競合でも、標準導線と個別見積を分けて記録する

判断材料にしやすい観点

収集した内容は、単純な高低だけでなく「どの顧客像に向けた値付けか」を見ると使いやすくなります。

課金単位

人数で増えるのか、利用量で増えるのか、機能追加で増えるのかで、導入ハードルも運用負荷も変わります。

導入のしやすさ

即時申込ができるか、営業相談が前提かで、検討の速さと説明の深さが変わります。

契約の重さ

最低利用期間、更新単位、年払いの扱いは、同じ月額でも印象を大きく変えます。

例外作業の多さ

初期設定、移行、保守窓口、個別設定が多い競合は、表示価格だけでは実態を読み切れません。

説明のわかりやすさ

何が標準で、どこから追加なのかが読みやすい競合ほど、営業資料や価格ページの整理も進んでいることが多いです。


継続して追いかける体制

競合価格リサーチは、専任者だけで回すより、日々の商談記録と月次の棚卸しをつなぐ方が続きます。

頻度やること
週次公開ページと申込導線の変化を軽く確認
月次記録表の更新、未確認項目の洗い出し
四半期値付けの変化と訴求の変化をまとめて見る
価格改定前自社の変更案と競合記録を並べて見直す

担当を分ける例

役割主な担当
日々の記録営業、CS、PMM
整理表の更新事業企画、プライシング担当
意思決定事業責任者、プロダクト責任者

避けたい取得のしかた

競合価格リサーチは、取れる情報の量よりも、社内で安心して使える集め方かどうかが重要です。

  • 公開導線と実際の問い合せで得られた内容を中心にする
  • 相手の想定を大きく外れた前提を作らない
  • 契約や利用条件に反する取り方をしない
  • 出どころが曖昧な数字は、そのまま意思決定に使わない

社内で共有する際も、「確定した事実」と「仮置きの見立て」を分けて残すと、後から修正しやすくなります。


FAQ

Q1. 公開ページに金額がない競合はどう扱うべきですか?

公開ページだけで完結させず、問い合せ、商談記録、更新履歴を同じ整理表に集めます。金額がなくても、課金単位、申込導線、契約条件が分かれば、どの層に向けた値付けかはかなり読めます。

Q2. どのくらい細かく記録すれば十分ですか?

最初は「顧客像」「課金単位」「標準導線」「契約条件」「根拠」の5列だけでも十分です。粒度をそろえることの方が、列を増やすことより重要です。

Q3. ツールを入れた方がよいですか?

まずは整理表と更新リズムを固める方が先です。監視用の道具は、その運用が回り始めてから追加しても遅くありません。


まとめ

押さえておきたい点

  1. 競合価格リサーチは、公開ページ、問い合せ、商談記録、更新履歴を同じ整理表で扱う
  2. 金額だけでなく、課金単位、契約条件、例外作業まで残す
  3. 断定できない項目は「未確認」として残し、根拠も併記する
  4. 週次の軽い確認と月次の棚卸しを分けると続けやすい

次にやること

  1. 主要競合3社について、同じ整理軸で公開導線を埋める
  2. 営業と CS の商談メモに共通欄を追加する
  3. 未確認項目だけを問い合せで埋める
  4. 月次で記録表を見直す担当を決める

➡️

関連記事: 競合価格の調査方法|情報収集からベンチマーク作成までの手順 - 実務で使えるベンチマーク作成の手順をより詳しく解説

競合ベースプライシング完全ガイド

回タイトル
1競合ベースプライシング入門
2競合の定義
3競合価格リサーチの進め方(この記事)
4競合ベース戦略の5パターン
5ポジショニングと価格の単位
6ゲーム理論で読む競合の反応
7価格決定権は誰が持っているか
8競合ベースを超えて

この記事の著者

猪良 幸太郎

猪良 幸太郎

東京理科大学卒業後、国内独立系コンサルティングファームに入社し、IT・業務コンサルタント兼マネージャーとして業務最適化やシステム導入プロジェクトを経験。その後プライシングスタジオに入社し、執行役員兼ビジネス本部長として顧客のプライシング変革支援をリードする傍ら、自社の新規事業立ち上げの推進にも従事。

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