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AIサマリー
時価総額700億ドルを超えるSnowflakeの全貌を徹底解説。Data Cloudの革新、Cortex AIの登場、そして創業者の哲学と成長の軌跡に迫ります。
Snowflakeは、クラウドネイティブなData Cloudとして、企業のデータ活用を革新し続けています。2020年のIPOでは史上最大のソフトウェアIPOを記録し、現在は時価総額700億ドルを超える巨大企業へと成長しました。
本記事では、Snowflakeの技術的な革新、創業者の経歴、成長の軌跡、そしてAI時代への対応を徹底的に分析します。
Snowflakeの全体像| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | Snowflake Inc. |
| 設立年 | 2012年 |
| 本社 | ボーズマン、モンタナ州 |
| 従業員数 | 約7,000名 |
| 時価総額 | 約$70B(NYSE: SNOW) |
| 総調達額 | $1.4B(IPO前) |
| 顧客数 | 10,000社以上 |
従来のオンプレミスData Warehouseには、以下の課題がありました:
Snowflakeは、ストレージとコンピュートの分離という革新的なアーキテクチャを導入しました。
┌─────────────────────────────────────────────┐
│ Snowflake Architecture │
├─────────────────────────────────────────────┤
│ ┌─────────────────────────────────────┐ │
│ │ Cloud Services Layer │ │
│ │ (認証、最適化、メタデータ、セキュリティ) │ │
│ └─────────────────────────────────────┘ │
│ ┌─────────────────────────────────────┐ │
│ │ Virtual Warehouse (Compute) │ │
│ │ (独立してスケール可能) │ │
│ └─────────────────────────────────────┘ │
│ ┌─────────────────────────────────────┐ │
│ │ Storage Layer │ │
│ │ (AWS S3 / Azure Blob / GCS) │ │
│ └─────────────────────────────────────┘ │
└─────────────────────────────────────────────┘
| 機能 | 説明 |
|---|---|
| Data Warehouse | SQLベースのアナリティクス |
| Data Lake | 非構造化データの保存・処理 |
| Data Sharing | 組織間でのデータ共有・マーケットプレイス |
| Snowpark | Python/Java/Scalaでの開発 |
| Cortex AI | 生成AI機能、LLM Functions |
2024年に本格展開を開始したCortex AIは、Snowflake内でAI/MLを活用するための機能群です。
主要機能:
経歴:
経歴:
BenoitとThierryは、Oracleで17年間共に働いた同僚でした。クラウドの台頭を見て、「クラウドネイティブなData Warehouseを一から作り直す」ことを決意しました。
「Oracleでの経験から、既存のData Warehouseの限界を知り尽くしていました。クラウドという新しいインフラに合わせて、ゼロから設計し直すことで、まったく新しい可能性が開けると確信していました。」 — Benoit Dageville, 共同創業者
Snowflakeの成長指標| ラウンド | 日付 | 調達額 | 評価額 |
|---|---|---|---|
| Series A | 2012年 | $5M | - |
| Series B | 2014年 | $26M | - |
| Series C | 2017年 | $105M | $1.5B |
| Series D | 2018年 | $263M | $3.5B |
| Series E | 2020年 | $479M | $12.4B |
| IPO | 2020年9月 | - | $33B(初日終値$70B) |
Snowflakeの2020年9月のIPOは、ソフトウェア史上最大規模となりました:
| 会計年度 | 売上高 | 成長率 |
|---|---|---|
| FY2020 | $265M | - |
| FY2021 | $592M | +124% |
| FY2022 | $1.2B | +106% |
| FY2023 | $2.1B | +69% |
| FY2024 | $2.8B | +36% |
課題:
Snowflake導入後:
| 項目 | Snowflake | Databricks |
|---|---|---|
| 強み | SQLアナリティクス | AI/ML、非構造化データ |
| ターゲット | データアナリスト | データエンジニア、データサイエンティスト |
| 課金モデル | 従量課金 | 従量課金 |
| オープンソース | 限定的 | 多数(Spark、Delta Lake) |
| 株式市場 | 上場(NYSE: SNOW) | 未上場 |
競合比較| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2024年Q1 | Cortex AI正式リリース |
| 2024年5月 | Sridhar Ramaswamy CEO就任 |
| 2024年Q3 | Arctic(オープンソースLLM)リリース |
| 2024年Q4 | Cortex Analystの強化 |
Snowflakeアーキテクチャ2024年5月、長年CEOを務めたFrank Slootmanが退任し、Sridhar Ramaswamy(元Google広告部門トップ、Neeva創業者)が新CEOに就任しました。AI戦略の強化が期待されています。
Snowflakeは、Data Cloudという新しいカテゴリーを確立し、企業のデータ活用を革新し続けています。
Snowflakeの強み:
今後の期待: AI時代に向けて、Cortex AIの強化が重要な戦略となります。新CEOの下、さらなる進化が期待されます。
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